いん‐とう【咽頭】 の解説 口腔 (こうこう) 、鼻腔および食道の間の筋肉性の袋状の管。 呼吸・嚥下 (えんか) ・発声などの作用をする。
咽喉って何?
咽喉(いんこう)は、首の一部であり、頸椎の前方にある。 内部は咽頭と喉頭から構成され、口の奥、食道と気管の上にある。 咽喉の重要な特徴として、食道と気管を分け、食物が気管に入るのを防ぐ喉頭蓋がある。
咽頭とはどこ?
・咽頭:扁桃腺とその周りを指し、一般にノドと言われる部分で、空気の通り道であると同時に食べ物の通り道でもあります。 ・喉頭:ノドの下の方に位置し、声を出すための声帯という部分を含み、気管の入口にあたります。 ・気管から先は下気道と言われ肺に繋がっています。
喉の奥の違和感は何?
異物感、詰まった感じなどの違和感がある場合、咽頭炎・扁桃炎・喉頭炎などの炎症が原因の可能性があります。 また逆流性食道炎など消化器の異常によって違和感が起こることもあります。 まれですが、喉頭がんや咽頭がんの初期症状として喉の違和感が起こっている可能性もあります。
咽頭炎ってどんな病気?
細菌・ウイルスが咽頭で感染を起こし、急性の炎症を起こしている状態です。 喉の痛みや発熱、首のリンパ節の腫れなどの症状を伴います。