耳鼻咽喉科では、鼻腔通気度検査で鼻詰まりの程度を調べることができます。鼻水が多い場合には吸引や洗浄の処置を行い、鼻腔をきれいにします。粘膜が腫れている場合には、 .
鼻水はどこから出てくるのか?
鼻水が分泌される仕組みは、大きく分けると二つあります。 一つは鼻の粘膜にたくさんある分泌腺からの分泌液です。 脳から「鼻水を分泌しなさい」という指令が出ると、腺がギュッと縮んで分泌液が分泌されます。 もう一つは、鼻の中の血管からの漏出液です。
鼻水 片方だけ出る なぜ?
片方だけ常に鼻詰まりを起こしている場合には、鼻中隔弯曲症の場合が多く、片方だけに鼻茸ができている可能性もあります。 左右が交互に鼻詰まりを起こす場合は、鼻中隔弯曲症が疑われます。 鼻血を伴なう場合には、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎のほか、鼻内腫瘍の疑いもあります。
鼻うがい どこから出す?
①コップなどに500ccの0.9%食塩水を入れて、ストローをさします。 ②片方の鼻の穴を指で押さえながら、もう片方の鼻の穴からストローで食塩水を吸い込みます。 このとき食塩水を飲み込まないようにします。 ③ストローから鼻をはずして、吸った鼻の穴から食塩水を出します。
蓄膿症を放置するとどうなる?
しかし、放っておくと慢性化して、いつも鼻がつまった状態になったり、膿(うみ)のような鼻汁がたまったりします。 いわゆる蓄膿症です。 さらには、頭が重たい感じや倦怠感を覚えたり、においがわからない嗅覚障害になったりして、日常生活に支障をきたすことも。