高齢者の身体機能低下とそのリハビリテーション (11)食べる機能の障害 . 嚥下反射・咳嗽反射(がいそうはんしゃ)の低下に関係しています。
嚥下障害 どこの障害?
脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)による麻痺や、神経・筋疾患、また加齢による筋力の低下などが主な原因です。
加齢 咳嗽反射低下 なぜ?
高齢になる となぜこの咳反射が低下するかというと、脳血管障害が関係していると言われています。 加齢に伴い脳 血管の動脈硬化により血流低下をきたし脳梗塞をおこりやすくなります。 その中でも大脳基底核という 部分の血管の病変により嚥下機能や咳反射(防御反応)が落ちてきます。
嚥下障害 どうなる?
嚥下機能が低下すると食事が満足ができず、 栄養不足になって体重が減少したり、場合によっては肺炎にかかったり窒息する危険性 があります。 命に関わることもあるため、嚥下障害の可能性がある場合は急ぎ改善する必要があると言えるでしょう。
嚥下障害って何?
嚥下障害とは 摂食・嚥下障害ともいい、食べること、飲み込むことの障害のことで、上手く食べられない、飲み込めない状態をいいます。