もし、サルに全く言葉がなく、おたがいに考えてることが通じなければ、サル山のボスというものが生まれるはずはありません。このようにすべての動物は、自分のまわりにいる .
言葉はどのようにして生まれたのか?
言語の起源について、岡ノ谷一夫教授(総合文化研究科)は歌が鍵を握るのではないかと考える。 すなわち、歌から単語を切り出す能力に、階層的な組み合わせを作る能力が合わさった時、言語の原型が生まれたというわけだ。
なぜ人は声を出せるのか?
声帯のふるえを、舌や口全体でいろいろ動かすことによって言葉になるのです。 「あ・い・う・え・お」と実際に発音してみると、それぞれ口や舌の形がちがうことがわかります。 おうちの方へ人間の声は声帯から発せられますが、この声帯をコントロールしているのはやはり脳です。
人類が言語を手に入れたのはいつ?
言語進化に要する時間 世界の言語が持つ高い類似性から、最初の言語は現世人類が世界に拡散する前、10万年から8万年ほど前に出現したと考えられる。 逆に言えば、現生人類の出現から言語の出現まで、5-6万年しかかかっていない。
言葉はなぜ生まれたのか 感想?
感想・レビュー(97) 子供用ながら、言語の起源に対する一つの仮説についてちゃんと説明した本。 単語が組みあわされて文章が産まれたのではなく、文章のようなものの共通点が単語として抽出された、というアイデアでした。 仮説の吟味のあたりはちゃんと科学的な視点が書かれていてよかったです。