医師は病気を診断し、治療のために適切な薬を処方します。 薬剤師は薬を保管・管理し、医師の処方箋(しょほうせん)に従って適切に調剤し、患者さんに薬の説明をします。 看護師は、医師の指示のもとに注射をし、また、一人で薬を飲めない人への介助や、副作用の観察などを行っています。
薬剤の処方 誰?
処方箋による調剤 薬剤師法第 23 条 薬剤師は、医師、歯科医師又は獣医師の処方せんによらなければ、販売又は授 与の目的で調剤してはならない。 2 薬剤師は、処方せんに記載された医薬品につき、その処方せんを交付した 医師、歯科医師又は獣医師の同意を得た場合を除くほか、これを変更して調剤 してはならない。
処方箋の作成 誰?
① 診断書、診療録及び処方せんの作成 診断書、診療録及び処方せんは、診察した医師が作成する書類であり、作成責 任は医師が負うこととされているが、医師が最終的に確認し署名することを条件 に、事務職員が医師の補助者として記載を代行することも可能である。
処方箋の交付 誰?
医師法施行規則(昭和23年十月27日厚生省令第47号) 第21条 医師は、患者に交付する処方せんに、患者の氏名、年齢、薬名、分量、用 法、用量、発行の年月日、使用期間及び病院若しくは診療所の名称及び所在地又は医 師の住所を記載し、記名押印又は署名しなければならない。
薬剤師と看護師どちらが上か?
先述した通り、看護師よりも薬剤師の方が年収は上です。 また、仕事内容も看護師は介助や夜勤があるなど、体力的な面でもハードな部分があります。 このようなことから、将来性だけでいうならば看護師よりも薬剤師の方が上でしょう。 ただし、将来性だけで薬剤師・看護師を選ぶのは危険です。