腰椎圧迫骨折は、骨粗鬆症、スポーツ外傷や転落事故、がんの転移部などにより起こることがあります。 腰椎圧迫骨折の原因として高齢者の骨密度の低下による骨粗鬆症が最も多くみられます。 骨の加齢減少ともいえる骨粗鬆症はホルモンバランスが崩れる閉経後の女性に多く、食事・運動・喫煙歴などの生活習慣にも関わりがあります。
腰椎圧迫骨折 コルセット なぜ?
圧迫骨折後のコルセットの着用 コルセットは、骨折部の安静を保つための治療用装具になります。 コルセットを装着していないと、座ったり、立ったりした時に、重力がかかり、脊椎が潰れてしまう方向にストレスがかかります。 つまり、骨折の圧壊を進めてしまいます。 それを防ぐためのコルセットです。
圧迫骨折 なぜ?
圧迫骨折の主な原因は骨粗しょう症です。 圧迫骨折を起こす人は、もともと骨粗しょう症があることが多く、骨の強度が低下し骨がもろくなっています。 そのため転んで尻餅をつくなど、背骨に衝撃が加わると圧迫骨折が起き、背骨がつぶれてしまうのです。
胸腰椎移行部 圧迫骨折 なぜ?
【胸腰椎移行部圧迫骨折とは?】 脊椎椎体の圧迫骨折は脊柱に対して垂直の圧迫力が(背骨を頭からと足の裏からとで潰す力)働いて発生するものが多いです。 骨折なので通常大きな力が加わった際に起こるのですが高齢者の方で骨粗鬆症がある方は少しの力でも骨折する恐れがあるので注意が必要です。
腰椎圧迫骨折 どうなる?
腰椎圧迫骨折の主な症状は強い腰の痛みです。 多くは寝返りや起き上がりなどの動作時に強い痛みを訴えます。 さらに、骨折の進行によって神経障害が起こり、下肢の痛みやしびれなどの症状が出現することもあります。 また、背骨のがんが併発している場合などには、骨折が重症化しやすく、強い神経障害を引き起こす可能性もあります。