朝型は寝つきがよい人が多く、夜型は入眠時刻が不安定で、寝つきが悪い人が多いのが特徴です。 さらに夜型は生活習慣が不規則で、朝型と同じ睡眠時間をとっていても睡眠不足を感じる人やスッキリ起きられない人が多い傾向にあります。
朝型 夜型 勉強 どっちがいい?
人間は起きている間に情報を脳にインプットし、寝ている間に脳でその情報を整理します。 そのため、眠る直前に勉強したことは脳に定着されやすいのです。 朝に行ったテストのほうが良い成績が出たというデータが示されています。 夜型の勉強は人間の睡眠と記憶力の関係を上手く使った勉強法であるとも言えるでしょう。
寝る時間 起きる時間 どっち?
就寝時間ではなく起床時間をそろえるのが正解 「そろそろ眠る時間だな」といつも通りの時間に就寝してもなかなか寝つけないことがあります。 私たち人間の脳は、起きる時間が遅れると、眠れる時間も遅れる仕組みなのです。 ですから、目指すべきリズムは、就寝時間ではなく起床時間をそろえることです。
朝型 夜型 どちら?
朝型の人は、体温のピークが早めに来るため、比較的早く眠くなり、朝も目が覚めるのが早くなり、午前中の方が調子が良い傾向があります。 一方、夜型の人は朝型よりも体温のピークが遅く、振幅もやや大きいという特徴があり、寝起きは悪いが時間帯の変化に順応しやすいという傾向が見られます。
朝型 夜型 どうやって決まる?
国際的な学術雑誌「Nature Communications」によると、朝型と夜型の違いは、その人の得手不得手ではなく、遺伝子によって決まるそうです。 人には1日のリズムを作る「体内時計」があり、その体内時計をコントロールする遺伝子の数によって、朝型か夜型かが決まります。