認知症を患っている方の中には、昼夜逆転の睡眠障害が現れることがあります。 夜、なかなか寝付けない入眠障害や、眠りが浅くて何度も起きてしまう中途覚醒に悩んでいる方もいます。 不眠は認知症が原因で生じる中核症状ではありません。 31 янв. 2017 г.
夜中に何度も目が覚める 高齢者?
メラトニンは高齢期に入ると分泌量が著しく減ります。 また睡眠の加齢による変化として、夜中に何度も目がさめたり(中途覚醒)、若い頃より眠りが浅くなるという現象が自然に起こります。 また高齢になると運動量が減り、必要な睡眠時間が減る人も多いようです。
認知症 なぜ夜?
認知症が原因の睡眠障害 「概日リズム睡眠障害」では、体内時計と実際の時間とのずれを修正できないことによって入眠や覚醒の時刻が一般的な時刻とずれてしまい、昼寝が増えて夜に覚醒する昼夜逆転が起こります。
認知症 夜寝ない なぜ?
認知症になると、それに加えて周囲の環境変化に弱くなりますので、それまでの生活と条件が変わると不眠の原因になることがあります。 また、昼夜の区別がつかなくなったり、日中に活動せず昼寝の時間が多くなったりすると、昼夜逆転して夜眠らずに動きまわり、周囲の皆さんが困ることもあります。 夜間せん妄も睡眠を妨げます。
認知症 中途覚醒 なぜ?
アルツハイマー型認知症 体内時計を司る脳の箇所に、初期から変化が生じます。 そのため、早いうちから睡眠・覚醒のリズムが崩れていき、昼夜逆転を起こしやすくなります。 見当識障害の悪化に加え、このリズムを整える機能自体が壊れてしまうのです。 初期のうちから生活リズムを整え、習慣化することが大切です。