私たちは、眠りについているとき「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」を一定の周期で繰り返しています。 年を重ねると、深い眠りであるノンレム睡眠は減少し、浅い眠りであるレム睡眠が増えていきます。 目が覚めやすい状態が長く続くため、少しの物音や尿意などで夜中に目が覚めてしまう回数が増えていくのです。
夜中に何度も目が覚めてしまう?
夜中に何度も目が覚めるのは、うつ病のサインのひとつです。 ・明け方に目が覚めて眠れなくなるなどの睡眠障害があることが多いです。 うつ病の他、自律神経失調症の場合も夜中に目が覚めるなどの睡眠障害がみられます。 また、何度も目が覚める症状が1ヵ月以上続く場合には、不眠症の可能性もあります。
早期覚醒 なぜ?
早朝覚醒は、生活習慣の乱れが原因となることがよくあります。 たとえば、極端な運動不足は睡眠の質が低下して、早朝覚醒につながります。 過度のアルコール摂取も睡眠の質を悪くします。 寝つきはよくても眠りが浅く、アルコールの作用が切れると目が覚めてしまいます。
夜中に何度も目が覚める 何科?
入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒などの症状があるときは、最寄りの内科、心療内科、精神科に相談すると良いでしょう。
何度も目が覚める 寝返り?
寝ている間に寝返りで目が覚める原因は、寝具がすべてとは言えませんが、寝具が体に合っていない可能性があります。 マットレスや敷布団の硬さが合っていないことで、何度も何度も寝返りをしてしまうことがありますし、そもそもの眠りの質があまりよい状況ではないことも考えられます。