一次電池(いちじでんち)とは、直流電力の放電のみができる電池(化学電池)であり、二次電池に対するそれ以外の電池のことである。 二次電池が登場した際にレトロニムとして区分された呼称である。 放電が進むと放電生成物が生じ、逆起電力によって電圧が下がる。
一次電池とはどのような電池か?
一次電池とは一度だけの使い切りタイプの電池をいい、放電が終了すれば廃棄されます。 私たちがリモコンや時計に使っている電池は、多くは一次電池のアルカリマンガン乾電池などでしょう。 もちろん、二次電池のニッケル水素電池などを使用している人もいるでしょうけれど。
一次電池は何に使われているか?
時計、懐中電灯、リモコン、携帯ラジオ、など幅広く使われ、連続放電しない用途で使用されると長持ちします。 たとえばラジコン、ミニ四駆、電動歯ブラシなどモーターを動かすものやストロボなどパワーが必要なものに最適です。 価格が安く防犯ブザーなどに幅広く使われています。 電圧が非常に安定しているのが大きな特徴です。
一次電池 充電するとどうなる?
一次電池は充電できません。 充電すると液もれ、発熱、破裂、発火につながり危険です。
単三電池 何に使う?
スタンダードタイプは容量が小さめなのが特徴で、単3形なら800~2000mAh、単4形なら500~800mAhくらいのモノを指します。 そのため、消費電力量の少ないテレビのリモコンやワイヤレスマウス、目覚まし時計などへの使用が最適。 電池の交換頻度が低い機器に使いやすいタイプです。