口腔は、飲んだり食べたり、話したりすることで、多少影響を受けますが、粘膜腔であるため腋窩よりも体腔温を作りやすくなります。 口腔温は、平均して37.2~37.3℃です。 腋窩の皮膚温は約30~33℃ですが、腋窩を閉じることで体内の温度が伝わり、皮膚からの熱の放散を防いで体腔温に近い温度が得られるようになります。 8 дек. 2018 г.
体温計 口と脇 どちらが正確?
脇の下などの場合は、汗をかいたり、外気の影響などにより体温が変化しやすいのですが、口の中であればその影響を受けることがありません。 そのため、より正確な基礎体温を知るためにも口の中という測定場所が最適なのです。
体温はどこが正確?
安定した指標としての体温はコア温を測定すれば得られますが、体の内部なので日常的には測れません。 そこで体に負担をかけずに簡単に検温できる場所として、ワキ(腋窩)、口(舌下)、耳(鼓膜)、直腸など、コア温の変動を反映し、しかも体と表面に近くて測定しやすい場所が用いられています。
口と脇の温度差 どのくらい?
舌下温は、ワキの下より少し高いのが一般的で、0.3~0.5℃の差があります。
口腔温 何分?
腋窩温は10分間、口腔温は5分間、直腸温は3分間測定するのはなぜ? 各測定部位によって飽和に達するまでの温度の上昇時間が異なるからです。 これがそれぞれの飽和に達する測定時間の目安を示しています。