分娩予定日を過ぎると、胎盤の予備機能が低下してきます。 これを放置すると胎児がストレスに耐えられなくなったり、状態が悪くなったりすることがあります。 予定日を2週間以上経過するとそのリスクが急増しますので、妊娠41週頃から分娩誘発を検討することになります。
分娩誘発 いつから？
・妊娠42週0日以降は、原則として分娩誘発を勧めるなお、分娩誘発とは、医療器材や薬剤を用いて陣痛を起こし、出産を目指す方法です。 詳しくは後述しています。 また、実際には、妊娠40週を超えた時点から週に2回のペースでチェックする病院も少なくありません。
誘発分娩 どんな時？
「分娩誘発」は妊娠の継続が母体にとって負担になる場合や、お腹の中にいる 赤ちゃん側に問題が起こったときなど、なんらかの理由で妊娠をやめなければ ならない際に行います。 また、妊婦さん自身の希望や医療施設側の体制に合 わせて行うこともあります。
分娩開始はいつから？
子宮の収縮が、規則的に１時間に６回以上（間隔が 10 分以内）になると「陣痛」といい、そ の時点から分娩開始になります。
初出産だと何時間で？
初産では陣痛発来から出産まで（分娩第一期と第二期）おもに14時間ほどかかります。 20時間以上かけてお産をする人が多い一方で、14時間以下と短時間の人もいます。 経産婦の平均は約8時間となっています。
