月経周期が24日より短いために、月経がたびたび来るものを頻発月経と言います。 月に2回も3回も月経になるとしたら、これはおかしいと考えなくてはなりません。 この場合、無排卵性か排卵性かに分けられます。 無排卵性というのは、文字どおり卵巣からの排卵がない場合です。
生理が月に2回 なぜ?
生理周期が24日以内よりも短い状態のことを「頻発月経」といいます。 原因としては、ホルモンバランスの乱れや卵巣機能の低下が考えられます。 一般的に、生理の周期は25日~38日が正常の範囲内です。 これより短い場合は、頻発月経といいます。
生理が何度も来る 更年期?
これまで、規則正しく訪れていた月経が、最初は短い周期で訪れるようになります。 その原因は、減少したエストロゲン(女性ホルモン)をもっと分泌しようと、脳下垂体から性腺刺激ホルモンがどんどん分泌されることによります。 ですから、人によっては、月に2回も月経がくることがあります。 しかし、月経血そのものの量は少なくなります。
生理の年間回数は?
月経周期とは「月経が始まった日から、次の月経が始まる前日までの日数」です。 この日数が25日~38日であれば正常な月経周期といえます。 一般的な報告では一年間に10回以上月経が来ている女性は50%、6~9回が30%、2~5回が15%と言われています。
頻回生理の原因は?
原因としては、性腺刺激ホルモンの分泌量の低下や感受性の低さ、ストレス、高プロラクチン血症、肥満などが挙げられます。