枕経を行う時間に決まりはありませんが、枕経は時間をおいて行うものではありませんので、臨終を迎える時もしくは臨終後ご遺体を布団に安置後、なるべく早く行う儀式となります。
枕経はいつする?
現在はご臨終の後に行うのが一般的です。 葬儀の一番最初(通夜の前)に行われる場合が多いですが、近年は病院で亡くなることが多く、病院から直接、斎場へ送られることも増えています。 そのようなケースでは、枕経が省略されたり、通夜の際に行われたりといったこともあります。
枕経 何時間?
僧侶が到着したら、故人を安置している部屋へお通しして、枕経をあげてもらいます。 時間はおよそ30分から40分ほどが目安です。 このときに参列するのは遺族だけで、親せきや一般弔問客は参加しません。
戒名はいつつけてもらう?
戒名は、菩提寺をお持ちの方は菩提寺の僧侶に付けていただきますが、故人様が亡くなられてから遅くともご葬儀までに戒名を付けていただきます。 ただし、菩提寺が遠隔地にある場合などは、ご葬儀を俗名で執り行い、納骨の際に戒名を付けていただくこともあります。
戒名代はいつ払う?
戒名料を支払うタイミングとしては、葬儀が始まる前の「僧侶への挨拶時」が適切でしょう。 忙しくて時間が取れない場合は葬儀の後でも構いません。 葬儀の形式や、僧侶や寺院ごとの考え方によっても異なるため、事前に確認しておくと安心です。 そして戒名料を渡す際には、直接手渡しをしないのがマナーです。