まず、この段階ではいきんでも力がうまく伝わらずにお産の進行を早める効果はないと考えられています。 つまり、無理に体力を消耗してしまうことになってしまうのです。 次に、長時間いきむことで腟から外陰部にかけてむくみが出てしまい、かえって赤ちゃんが降りてくるのを妨げることになりかねません。
なぜいきみ逃しするのか?
また、赤ちゃんに余計なストレスがかかり、お産が長くなるリスクもありますので、このいきみたい感じをやり過ごす必要があります。 この、いきみたい感じをやり過ごすことを「いきみ逃し」と言うのです。
出産時のいきみ方は?
いきみの呼吸の時は、目をあけておへそを見るように背中を丸めましょう。 いきみの呼吸の時は、声を出したり、息を吐かずに精一杯いきみましょう。 陣痛がない時は力を抜いて、ゆっくり腹式深呼吸しましょう。 短い呼吸の時は手を胸に当てていきみをのがしましょう。
陣痛 おしりが痛い なぜ?
子宮の出口が完全に開いて分娩第Ⅱ期に入る頃には、痛みは外陰部から肛門の周りで特に強くなってきます。 赤ちゃんの体の一部が子宮から出て、下のほうに降りてくるためです。 赤ちゃんが産まれる間際には、外陰部から肛門周囲の痛みはピークに達します。
陣痛 どの体勢が楽?
①横向きお母さんがリラックスしやすい体勢です。 ②立つ・スクワット陣痛中立っている方が楽だと言う方もいらっしゃいます。 病室内を歩き回ったり、痛い時は壁や備え付けのテーブル、椅子の背もたれなどにつかまるようにすると良いでしょう。