「脂肪腫は何科を受診すればいいのか?」という疑問を持たれる方も多いと思いますが、近年では主に'形成外科'という科で診察や治療を行うことが多いです。 実際の手術は、腫瘍直上の皮膚をメスで切開し、腫瘍の周りにある被膜(ひまく=周りを覆っている膜)を周囲の組織から剥離(はくり=はがすこと)して、腫瘍の本体を摘出します。
脂肪腫 何箇所?
脂肪腫の発生は一箇所にとどまる場合もあれば、さまざまな箇所に複数発生することもあります。 多くの場合は単発性で一箇所にのみ発生しますが、まれに体質的に脂肪腫が多発しやすいという人もおり、一度できると他の場所にも脂肪腫が発生することがあります。
脂肪 かたまり 何科?
皮膚科を受診するしこりの多くは、粉瘤(ふんりゅう)や脂肪の塊(脂肪腫)です。 粉瘤は皮膚でできた袋で、皮膚が作るアカを中に容れています。 中のアカに細菌がつくと化膿し、腫れて痛くなります。 脂肪腫は、脂肪の良性腫瘍です。
おしり 脂肪腫 何科?
ガングリオンは中身がゼリー状の液体なので注射器で吸い出す治療が可能な場合もありますが、場合によっては手術が必要です。 一方、脂肪腫は手術以外での治療法はありません。 ふくらみが気になる場合には、ガングリオンは整形外科に、脂肪腫は形成外科にご相談ください。
脂肪腫 なぜ出来る?
脂肪種の原因は? 脂肪腫発生の正確な原因は不明です。 一般的な個発の脂肪腫は、肥満、高脂血症、糖尿病をお持ちの方にできやすい傾向があり、外傷との関連が推察されています。 また、ストレスなどの心理的要因の関与は特にありませんが、多発している腫瘍は後述するように、遺伝や飲酒との関係性を認める場合があります。