乳児型の脂漏性皮膚炎のほとんどは一過的なもので、正しいスキンケアを行っていれば、たいてい生後8~12か月ごろには自然治癒します。 思春期以降に見られる成人型の脂漏性皮膚炎の場合は、一度発症すると、よくなったり悪くなったりを繰り返し、多くは慢性的な経過をたどります。
脂漏性湿疹 いつまで?
乳児脂漏性湿疹 生後2-4週から発生し、生後8~12か月には自然に治ります。。 皮脂が多い部分である頭、額、眉毛などに皮むけや黄色いかさぶたができます。 赤くなることもあります。
脂漏性湿疹 どうすれば?
治療法 完治させる薬はないが、症状軽減の治療として急性症状はステロイド軟膏によく反応し、症状の鎮静を維持するために抗真菌薬やその成分が含有されているシャンプーを用いる。
脂漏性湿疹 なぜ?
脂漏性皮膚炎の原因はその詳細はまだ明確にはわかっていませんが、遺伝的要因、環境的要因、精神的ストレスなどが関与した多因子疾患と考えられています。 近年は、皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌)の一種が発症に関与していることが認識されており、重要な症状の悪化因子と考えられています。
脂漏性湿疹 何歳?
脂漏性皮膚炎とは 3か月未満の乳幼児や思春期、40歳代の方に発症することが多いです。 ※赤ちゃんが発症した場合は乳児脂漏性湿疹ということもあります。