痔ろうができた場所によって異なりますが、3か月半から半年ほどかけて治療を行います。 場合によっては1年ほどかかるケースもあります。 20 июл. 2021 г.
痔ろう どのくらい?
肛門括約筋を切開して、瘻管を露出する治療法で、傷口は約2~3ヶ月で治り、根治性も高く、再発率も約1~2%と低い治療方法です。 ただし、肛門括約筋を切開しますので、切開する範囲にもよりますが、手術後に肛門の形が変わってしまったり、ガスや便が漏れる便失禁の可能性があります。 浅い単純痔ろうが適応となります。
シートン法 どのくらい?
痔瘻結紮療法(じろうけっさつりょうほう)=シートン法 また肛門の変形もきたしにくい方法です。 再発率は2%~5%程度です。 外来にて徐々にゴムを締めていき、最後にそのゴムが自然と取れたときに、治療完了です。 治療期間は平均3ヶ月程度ですが、半年程度かかる場合もあります。
痔瘻 放置 何年?
一旦痔ろうになると化膿を繰り返し、トンネルが途中でアリの巣のように枝分かれをして進行し、長期間(約10年以上)放置すると癌化を起こし痔瘻癌になります。 痔瘻癌になるとほとんどの方が治療の甲斐なく数年以内に亡くなります。
なぜ痔ろうになるのか?
痔ろうになる主な原因は、下痢などにより、歯状線(しじょうせん)にある肛門陰窩(こうもんいんか)というくぼみに下痢便が入って、細菌に感染して起こります。 小さなくぼみなので通常はここに便が入り込むことはないのですが、下痢をしていると便が入りやすくなります。 その結果、膿の袋(肛門周囲膿瘍)ができます。