発達期を過ぎ成人した段階において、知能の発達段階がおよそ3歳程度以下の 人を最重度、発達段階がおよそ3∼5.5歳程度の人を重度、発達段階がおよそ 5.5∼8歳程度の人を中度、発達段階がおよそ8∼11歳程度の人を軽度とみ なしてます。 各々の一般的特徴は、次のとおりです。
中度知的障害 どの程度?
中度知的障害は、おおむねIQが35~50の知的障害をさします。 言語発達や運動能力の遅れがあります。 身辺自立は部分的にはできますが、全てをこなすことは困難です。
IQ いくつから 障害?
知能検査は、知能の発達の程度を示す数値である「知能指数(IQ)」によって表され、IQ70以下だと知的障害に該当する可能性があります。 障害である可能性が考えられます。 なお、18歳を過ぎてから起こった知的能力や適応能力の低下は、知的障害とは判断されません。
軽度知的障害 どのくらい?
軽度知的障害のある人は、概ね知能指数(IQ)が50~69にとどまるとされています。 適応能力とは身辺の自立(食事・着替え・排泄など)や家事、社会的な対人関係の構築、読み書き・コミュニケーションなど日常生活や社会生活上における全般的な能力のことを指します。 能力の測定は、自分の強み・弱みを理解するために行います。
IQ 70 どのくらい?
知能指数(=IQ)は、一般にIQ85-115が「平均的」とされています。 おおむね70以下は、「知的障害」の可能性が考えられる範囲です。