風邪にかかったときなど、鼻や喉にいる細菌・ウイルスが、耳管を通して中耳へと感染することが主な原因です。 感染した中耳が炎症を起こすと、急性中耳炎となります。 一般的によくきかれる「プールやお風呂で耳に水が入った」ことによる急性中耳炎は、実際にはあまり見られません。
なぜ中耳炎になるのか?
急性中耳炎の原因のほとんどが細菌感染かウィルスと細菌の混合感染と言われています。 そのため、たとえば風邪をこじらせ、それによって鼻・副鼻腔炎、咽頭炎になると細菌の混合感染を起こして、病原体が耳管から侵入し、中耳へ波及して発症します。
中耳炎とはどんな病気?
ウイルス・細菌が耳管(鼻と中耳をつなぐ管)を通って中耳で感染・炎症を起こします。 強い耳の痛みが特徴的な症状です。 小さなお子様だと、声をあげて泣く、耳を触るなどして痛みを訴えます。 ずっと不機嫌であったり、急に食欲が落ちたときも注意してあげてください。
中耳炎 何科 大人?
大人の中耳炎は軽症であれば自然治癒するケースもありますが、リスクを最小化するためにも耳鼻科で適切な治療を受けるのがベスト。 痛みがあれば痛み止めを処方し、膿がたまっている場合は膿を吸い取り、鼓膜を切開して膿を出し切ってしまうこともあるそうです。
中耳炎の熱ってどれくらい?
まず、中耳炎になる時は急です。 朝大丈夫でも、夕方腫れることがよくあります。 しかし、ピークは1週間くらい(ピンク色の部分)。 痛みや熱が出ることもありますが、これも一晩か、2~3日でおさまります。