通常、治るまでに約5日から2週間程度かかりますので、完全になおるまで治療継続が必要です。 (炎症の程度により治るまでの期間が異なります。) 膿がたまり鼓膜が腫れ、痛みが強いときや高熱が続く場合は、痛みを早く取り熱を早く下げるために、鼓膜切開術(鼓膜に2~3mm穴を空け、鼓膜の奥に溜まっている膿を除去)を行います。
滲出性中耳炎 大人 どのくらいで治る?
また、滲出性中耳炎が完治していないと、何度も急性中耳炎を繰り返し難治化したり、言葉の発育が遅れたり、耳の骨の発育が遅れて、大人になっても中耳炎を繰り返す耳(慢性中耳炎)になってしまうことがあります。 完治するまで早くて2週間、長くかかる場合には6ヶ月くらいかかる場合もありますので、根気よく治療を続けることが大切です。
中耳炎 大人 なぜなる?
大人の滲出性中耳炎の原因としては、「加齢」による耳(耳管)の機能の低下によることが多いです。 特に50~60代になると耳管の働きが低下することで滲出性中耳炎になることがあります。 稀にですが上咽頭腫瘍の可能性があります。 鼻の奥の上咽頭と呼ばれる場所があり、この上咽頭には鼻と耳をつなぐ耳管の入り口があります。
中耳炎は何日くらいで治る?
具体的に、どのくらいかかるのでしょうか。 軽度の場合、液が溜まる事もなく1週間程度で治癒します。 しかし、重度の場合は、中耳炎の液が完全に抜けるのは、早くても1カ月、量が多いと、2~3ケ月かかることもよくあります。
中耳炎 何日休む?
急性期には、入浴、水泳、激しい運動は避けましょう。 微熱、時々耳を痛がる程度なら1日幼稚園、学校を休む程度で大丈夫、高熱、激しい痛みを伴う場合は2~3日休みましょう。