中絶手術の2週間後あたりは、排卵と重なる可能性が高くなるため、妊娠しやすい時期といえます。 この時期にしっかり避妊しないと、妊娠してしまい、出産を望まない場合は連続で中絶手術を受けることにもなりかねません。 また、子宮内膜の状態を回復させるためにも、手術後生理が1回来るまでは、必ず避妊するようにしましょう。
中絶後どのくらいで妊娠できる?
中絶手術の1週間後には、基本的に性交渉が可能です。 しかし、手術の約2週間後は、排卵時期と重なることが多く、比較的妊娠しやすい時期となります。
中絶後1ヶ月の妊娠反応は?
・中絶後1~2ヶ月は、尿妊娠検査は陽性になります。 妊娠が続いているのではなく「術後に残存するhCGホルモン」の影響です。 そのため「吐き気」などの「つわり症状」が残ることもあります。 ・女性ホルモン、下垂体ホルモン、hCGホルモンの影響で術後に生理周期に乱れが生じて、生理がこないことがあります。
中絶手術後の排卵日は?
初期中絶手術は、最低でも術後2週間の性交渉が厳禁です。 当院では1ヶ月後をめどをお勧めしております。 術後2週間以降は排卵がいつ起こっても不思議ではないタイミングですので、まだ生理が来ていなくても必ず避妊が必要です。 油断してしまい術後に生理が来る前、再度妊娠してしまうケースは少なくありません。
中絶後の避妊リングは?
中絶後は必ず避妊をしましょう 中絶手術を繰り返さないためにも、中絶手術後は必ず避妊をしてください。 長期的な避妊を希望される場合には、最長5年ほどの避妊効果が期待できる「ミレーナ(避妊リング)」の装着がおすすめです。 中絶手術時に同時に挿入することも可能ですので、ご希望の方は診察時に医師までお気軽にご相談ください。