第108回 午後21問. 中心静脈から投与しなければならないのはどれか。 1. 脂肪乳剤; 2. 生理食塩液; 3. 5%ブドウ糖液; 4. 高カロリー輸液. 解答・解説を見る.
中心静脈から投与しなければなら ないのはどれか。?
高カロリー輸液は血漿より高張である(浸透圧が高い)ため、中心静脈から投与しなければならない。
中心静脈栄養法での投与が必要なのはどれか?
中心静脈栄養法が必要になるのは、点滴で長期間の栄養投与が必要な場合や、カロリーの高い点滴を血管から投与する場合などです。 細い末梢静脈では投与できるカロリーに制限があり、体に必要な栄養を長期的に投与できないためです。
中心静脈カテーテル どんなとき?
経口摂取や経腸栄養ができない、もしくは末梢静脈が確保できない場合を中心静脈カテーテル挿入の主な適応とする。 中心静脈圧測定、透析用カテーテル留置も適応とする。
中心静脈栄養の投与方法は?
中心静脈栄養の管理例 まず糖濃度の低い開始液(TPN基本液1号)から始め、その後維持液(TPN基本液2号)を用いて1日必要量を投与します。 離脱期も同様に、投与量を徐々に落としていきます。 急にTPNを中止すると、糖質の補給がなくなり、低血糖を起こすことがあります。
中心静脈の役割は?
中心静脈(Central Vein:CV)とは、上大静脈と下大静脈を指す。 中心静脈は末梢静脈よりも太く、血流が速いため、投与された薬剤などがすばやく希釈される。 そのため抗がん剤や心血管作動薬、高浸透圧輸液などを投与するための経路として適している。
中心静脈栄養の副作用は?
合併症 よくみられる合併症には物理的な閉塞、断裂、位置異常の他に、糖代謝異常(低血糖・高血糖)、高トリグリセリド血症、過剰投与、ビタミン欠乏症、微量元素欠乏が挙げられます。 またこの他、血栓症や空気塞栓症があります。