鎖骨下静脈(鎖骨の下にある血管、左右にあります)、内頚静脈(首にある血管)、大腿静脈(鼠径部と呼ばれる足の付け根を走っている血管です)などから挿入します。
中心静脈栄養 どこの血管?
静脈栄養には中心静脈栄養法と、末梢静脈栄養法の2種類があります。 中心静脈栄養法は、鎖骨下静脈などの中心静脈にカテーテルを留置し、高カロリー輸液などの完全な栄養を、静脈的投与することを目的とします。
末梢静脈栄養 どこから?
静脈栄養には、腕などの末梢(まっしょう)静脈から投与する「末梢静脈栄養(PPN)」と、心臓に近い太い血管である中心静脈から投与する 「中心静脈栄養(TPN)」があります。
中心静脈栄養 どんな人?
中心静脈栄養(TPN)とは高カロリー輸液の点滴 病気によって口からの栄養摂取が難しい方や、消化管機能の低下が原因で 長期間の点滴が適切と判断された方に対して行われます。 自宅で行う際には医療的な管理が必要となりますが、点滴時間を調整することで生活の幅を広げることが可能です。
点滴 栄養どこ?
首や鎖骨の下、足の付け根などを走る太い静脈にカテーテルを挿入し、その先端を心臓付近まで進め、そこに必要な製剤を注入する方法です。 これを「中心静脈栄養」と呼びます(腕の細い血管から長いカテーテルを心臓付近まで進める方法もあります)。 体内を走る血管を木にたとえれば、「末梢=枝」「中心=幹」のイメージです。