【問題28】 注入された薬物の作用が最も速く発現するのはどれか。 吸収速度は、静脈内>筋肉>皮下>皮内の順であり、持続性は逆の順である。
注入された薬剤の作用が最も早く出現するのはどれか?
静脈内注射は、直接血管内に投与した薬物がすぐに全身循環にのって運ばれるため、吸収が最も速く確実な方法である。
薬物の効果発現が最も早いのはどれか?
静脈内注射は最も薬物血中濃度の上昇速度が速い。 薬物血中濃度の上昇速度の原則は覚えておく。 静脈内与薬>直腸内与薬>筋肉内注射>皮下注射>皮内注射>経口与薬の順である。 薬物血中濃度の上昇速度が速いということは効果発現が速いことに関係する。
薬物血中濃度の上昇が最も速いのはどれか?
静脈内注射は薬剤を直接血流に乗せるため、薬剤の血中濃度の上昇が最も速い。
脳出血の発症部位で最も多いのはどれか?
脳出血の原因の大半が高血圧性であり、被殻での出血が高血圧性脳出血の半数近くを占め、最も頻度が高い。 視床での出血は被殻の次に頻度が高く、知覚障害を伴う。 小脳での出血はあまり多くない。 橋での出血は少ない。