1. しびれ 穿刺部位にしびれや痛みが限定している場合は、おおむね 1 週間程で良くなります。 しかし、1 週間以上経過しても良くならない場合は、神経障害などを起こしている可能 性があるため、医療者へご相談下さい。
注射 しびれ なぜ聞く?
神経に薬液を注射すると、手が動かなくなったり、しびれたりするおそれがあります。 これらを回避するため、手先にしびれがないかを聞いて、針先が神経に当たっていないかを確かめているのです。 もし、穿刺した際に患者さんが手先にしびれを感じた場合は、すぐに針を抜いて薬液を入れないようにしなければなりません。
筋肉注射 しびれ なぜ?
その理由は、筋肉注射をしたときに針先が神経にあたっていたら、手先にするどいしびれを感じ、神経損傷を起こす可能性があるからです。 神経にあたっているのにそのまま薬液を投与してしまうと、筋肉ではなく神経に薬液を注射して、神経障害を起こす可能性が出てきます。
採血 神経損傷 いつまで?
通常の採血行為では太い神経を損傷させる可能性が低いため、大部分の症状は特別な治療をしなくても多くは1週間以内、大部分は3か月以内に改善しますが、まれに半年以上、もしくは永続的に続くことがあります。 以上の理由からも肘部での採血が難しく、前腕や手の甲で採血を行った方が安全だと判断する場合がございます。
注射 内出血 いつまで?
採血後は揉まずにしっかり圧迫してもらうことが大切 採血後の内出血を見て不安がよぎってしまう人は少なくないでしょう。 ただ、痛みや腫れがひどくならなければ、放っておいても問題なく7~10日ほどで自然と消滅します。 内出血を避けるために、採血後はしっかり5分程度圧迫してもらいましょう。