こどもの矯正の目的は、成長期に歯と顎の骨のバランスをとることで、不正咬合の抑制したり、きれいな永久歯列に誘導することです。 乳歯列または混合歯列(乳歯から永久歯に代わる時期)に行います。 乳歯列の反対咬合・交叉咬合では3-6歳から、ほかの不正咬合では5-9歳くらいになります。
反対咬合いつ直す?
乳歯が生えそろっていない1~2歳の時期では、反対咬合の症状があっても50%程度の割合で自然治癒が期待できます。 1~2歳のうちはゆっくり経過観察しましょう。 一方で、3歳を過ぎて乳歯が生えそろった後も症状がある場合は、自然治癒が難しいと言えます。
反対咬合 手術 何歳から?
治療への協力が得られる3才頃から始められます。 上あごの成長不足によるところがほとんどの原因である5~8才の骨格性の反対咬合は、できるだけ早く上あごの成長を促進させる治療を行って、下あごの成長とのバランスを合わせることが重要です。 上あごを拡げる装置と上あごを前に成長させる装置を使って上あごの成長を促進させます。
過蓋咬合 矯正 子供 いつから?
過蓋咬合の治療は基本的に、前歯が4本揃った6歳前後から開始し、多くの場合でマウスピースや床矯正装置を使用します。
子供の歯の矯正はいつから?
小児矯正の一期治療は、6・7歳までに開始するのが一般的です。 この年齢は、子どもの歯から大人の歯へ交換する時期であり、歯並びの異常を治す上での適齢期となっています。 それ以降では前歯の永久歯が良くない状態のまま動きが止まってしまうことや奥歯がぐらつき始める年齢になってくるため、矯正装置が安定しにくい場合があります。