しかし、子宮復古不全の場合は、さまざまな原因によって子宮の収縮状態が悪くなり、子宮の大きさや硬さなどが元の状態に戻らない。 これにより、出血や悪露が長引くなど、母体の回復が遅れてしまうほか、お腹の痛みがあったり、新たな感染症の原因になったりと、負担が大きくなるケースもある。 24 дек. 2021 г.
子宮復古不全 なぜ?
子宮復古不全の原因としてもっとも多いのは、胎盤や卵膜などの胎児付属物の一部が子宮内に残っていることとされています。 通常、分娩時は胎児が娩出されると胎盤や卵膜などが続いて娩出されますが、これがうまく排出されないと子宮の収縮が正常に生じないため子宮復古不全を引き起こします。
子宮復古不全の兆候は?
血性の悪露や、多量の子宮出血、長期にわたる晩期出血などが子宮復古不全の基本的な症状です。 この状態には子宮が正常産褥の場合と比べて大きく、柔らかいという特徴があります。 子宮筋の退縮不全が原因で、断裂血管の止血が不完全になり、胎盤剥離部の血栓形成・閉鎖が遅れてしまうので出血が長引くもの。
子宮復古不全 いつ治る?
子宮復古不全は、大きくなった子宮が元の大きさに戻らなくなること 子宮復古不全は、妊娠や出産によって大きくなった子宮が元の大きさに戻らなくなってしまうことです。 一般的に子宮が妊娠する前の大きさに戻るまでには約6週間かかります。
子宮復古 いつから?
出産直後から子宮は強く収縮し、元の大きさに戻ろうとします。 これを子宮復古(しきゅうふっこ)と呼びます。 4週間程度で妊娠前の大きさに近づき、6~8週間で妊娠前と同じ大きさに戻ります。 特に産後2~3日程度は子宮が強く収縮するため、強い生理痛や陣痛のような痛みを感じますが、次第に治まるので心配いりません。