赤ちゃんはお母さんから抗体という免疫の物質を譲り受けて生まれてきます。 赤ちゃんはかぜにかかりにくいと言われるのは、この抗体のおかげです。 この抗体は生後6ヶ月を過ぎると減少しますが、赤ちゃん自身の免疫が発達し始めるのは1歳を過ぎてからです。 すなわち、6ヶ月から1才半では免疫力は一生で最も低下しています。
免疫 何歳?
健康であっても、免疫力は加齢と共に低下します。 免疫力は、思春期にピークとなり、20歳を過ぎると徐々に機能低下し始めます。 40歳代でピーク時の50%、 70歳代で10%台まで低下する人もいます。 そのため、免疫力の低い乳幼児と老齢時に病気が多発します。
親の免疫 いつまで?
赤ちゃんには出生時にママから受け継いだ免疫があるそうですが、いつまで効果があるの? 生後生後6か月頃までです。 赤ちゃんが病気になりにくいのは、ママからもらった免疫のおかげです。 その免疫が切れてくると発熱したりするようになってきます。
子供 風邪ひかなくなる 何歳?
保育園に行く子どもの方が風邪の回数は多く、2~3歳のころは約1.5~2.2倍の頻度で風邪をひきました。 しかし6歳を超えると、保育園に通った子どもたちが風邪をひく頻度の方が約半分(最大で10分の1!)に減りました。
何歳まで風邪引きやすい?
だいたい、3歳ぐらいまではよく風邪をひきます。 小さい頃にたくさん風邪をひいたことがその子の将来に悪影響がある訳ではありませんので心配する必要はありません。 病み上がりはまた次の風邪をもらいやすい時期です。 よく、「風邪が1ヶ月治りません」と伝えられますが、一つの風邪を1ヶ月も治せないということはほとんどありません。