自己肯定感が低い子供は、自分の意見を言わないという特徴があります。 「僕の意見は間違ってるかもしれない」「私の意見なんて言っても相手にされない」といった自信のなさから、意見を言えなくなってしまうのです。 同時に、周りの意見に流されやすく同調しがちという特徴があります。
自己肯定感が低い子供の原因は?
子ども時代の失敗体験やがっかりした体験は、「自分はできない」というトラウマとなったり、ほめられる経験が少ないことで、「自分は大切な人間だ」という思いが育たなかったりし、これらの積み重ねが自己肯定感を低くする要因になると考えられています。
自己肯定感が低いとどうなるか?
一方で、自己肯定感が低いと、失敗しそうなことはとにかく避けるようになります。 これは、自己肯定感が低い故に、少しのミスで自分の人間性まで否定してしまうためです。 そのため、新しいことになかなか挑戦しにくくなってしまいます。 新しい挑戦の機会を、「自分なんかができるわけない」と反射的に拒否してしまうのです。
自己肯定感の低下の原因は?
自己肯定感が低い人は、理由もなく「自分はダメな人間だ」と思っている可能性があります。 成長する段階で、褒めてもらえなかったり認めてもらえなかったりすると、自己肯定感が低くなりがちです。 しかし、どのような人にも長所があります。 自分の長所に目を向けて、自分自身を認めてあげましょう。
自信のない子の原因は?
一般に、自信が持てない子や無気力になる子は、失敗した時に能力のせいにする子が多い傾向があります。 能力のせいにするというのは「自分に原因」があると考え、かつ「安定したもの」のせいにするため「自分はダメだ、だから勉強しても意味がない、何をやってもしかたがない」という考えになりがちです。