自家中毒症の治療は、軽症であれば吐き気を抑える薬を、座薬や飲み薬で処方します。 吐き気が治まるまで原則として絶食とし、糖分を含んだイオン飲料、薄めの果汁を1口、2口少量ずつ頻回に与え安静にします。 それでも嘔吐が続く場合は、点滴して糖分、水分を補給することが必要になります。
自家中毒 なぜなる?
名前はは似てますが、病原菌に汚染された食品による食中毒ではありません。 この病気は、1.5〜8歳位の比較的やせ型の繊細なタイプの子どもが、種々のストレス(風邪、遠足、遊びすぎなどの疲れ、親に叱られる(精神的ストレス))を受けた時や、夕食を食べずに寝た時などに一時的に陥る病態です。
ケトン症の原因は?
精神的ストレスや緊張、感染症、疲労によって食事の摂取量が落ちたことで、体に蓄えた栄養分を使い果たしてしまうことが発症の主な原因。 体脂肪の分解によって血液中にアセトン(ケトン体)が増え過ぎることでさまざまな症状が生じる。 嘔吐がない期間は特に他の症状もなく、普通に日常生活が送れる。
自家中毒 何歳まで?
嘔吐以外にも、倦怠(けんたい)感・蒼白(そうはく)・腹痛・吐き気・食欲不振・頭痛など主に自律神経の異常を訴える場合もあります。 発症年齢は、3歳から12~13歳までが多く、5~6歳がピークです。
自家中毒 何日?
症状の特徴は? 最大の特徴は何度も繰り返す激しい嘔吐です。 ただし、4~5日で治まり、また元気になるのでご安心ください。 また、腐ったリンゴのような甘酸っぱい口臭があるのも特徴の一つです。