地球で初めての生物は、現在の深海底で熱水を吹き出す「熱水噴出孔」のような場所で誕生したのではないかと考えられています。 その姿は1つの細胞しか持たない単純な微生物でした。 魚類のように多くの細胞を持つ生物が誕生するのは、それよりも10億年以上後のことです。
最初の生き物 何?
地球ができたのは、今から46億年前といわれています。 そして、この地球ができてからおよそ10億年後に、最初の生き物が海の中で誕生した、と考えられているのです。 しかし、この最初の生き物は、単純な体のつくりをした「バクテリア」のようなものだったようです。 それは、植物とも動物ともいえない生き物だったのです。
原始生命の誕生場所は?
今から約36億年前、海で誕生した地球最初の生命体は、非常に単純な構造だったと考えられています。 その単細胞生物は、海の中で、海水に溶け込んでいる栄養分を直接からだの中に取り入れ、いらなくなった老廃物を海に戻すことを繰り返していました。 いわば、海水そのものが、現在の私たちの血液のような役割を担っていたのです。
生物はいつ生まれたのか?
地球ではじめての生命は約35億年前、海の中で誕生しました。 やがてバクテリアがあらわれ、太陽光をエネルギーに光合成(こうごうせい)をして酸素を出すようになりました。
生命体はどこから来たのか?
原始の地球で、大気中の成分から合成された非生物的な有機物がいくつも集まり、海中で「液滴」と呼ばれる形態になる。 膜はないものの、袋状の構造をもつ液滴がその後、生命を得て細胞になったというものだ。