陣痛は、痛みの強さや場所が、時間を追うごとに変化するのが特徴です。 最初は不規則で、鈍い下腹部痛のようなものだったのが、次第に規則的になり、痛みも激しくなります。 赤ちゃんが子宮口に向かって下がってくるので、痛む場所も赤ちゃんの動きに合わせて下がってきます。
陣痛の始まりはどんな感じ?
10分間隔になったら本格的な陣痛の始まり おなかの張りや痛みが強まり、10分間隔で規則的に繰り返し起こるようになったら本格的な陣痛の始まりです。 間隔とは、張りや痛みが始まったときから、次の痛みが始まるまでの時間。 10分間隔になったタイミングで産院に連絡しましょう。
陣痛の初期症状は?
最初は月経痛か腰痛のような痛みで、収縮と収縮の間隔が20~30分あります。 徐々に痛みは強くなり、耐えられない程度になってきて、1回の収縮時間が長くなり、頻度も増してきます。 本物の陣痛が始まったと思ったら、落ち着いて病院か助産師さんに電話をします。
陣痛とはどんな痛み?
陣痛の始まったばかりの頃の痛みは比較的軽く、「生理痛のような痛み」または「お腹をくだしているときのような痛み」と感じる妊婦さんが多いようです。 それが、お産が進み子宮の出口が半分くらい開いてくる頃に痛みは急に強くなり、また痛みを感じる範囲も広がってきます。
陣痛の痛みの長さは?
子宮口が0~3cmのときは、1回につき30秒程度の陣痛が10分おきに起きます。 3~8cmになると陣痛1回につき1分ほど続き、間隔は5分程度まで短くなります。 さらに8~10cm開くと、痛みが1分間続き、間隔も2分ほどに縮まりいよいよ出産です。 子宮口が10cmになったら分娩室へ行って分娩の準備を始めます。