人間の体には、外から体内に入り込む有害な物質を防御するメカニズムが備わっています。 その防御機能が、有害ではない特定の物質に対して過剰反応するのがアレルギーです。 例えば花粉症で言うと、体に入ってきた花粉を撃退しようと過剰に反応した結果、くしゃみや鼻水といった不快なアレルギーの症状が出てくるわけですね。 12 окт. 2021 г.
人にはなぜアレルギーがあるのか?
アレルギーのしくみ アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン(抗原)」といい、私たちの身のまわりには、食物、花粉、ダニなど多くのアレルゲンが存在します。 このアレルゲンが体の中に入ると異物とみなして排除しようとする免疫機能がはたらき、「IgE抗体」という物質が作られ、この状態を「感作」といいます。
なぜ急にアレルギーになるのか?
突然アレルギーを発症する理由についてはすべて分かっているわけではありませんが、ひとつに遺伝が挙げられます。 例えば、親がアレルギー体質だと子どももアレルギーになりやすいという傾向があります。 また、疲れているなど体調がすぐれないときに発症しやすい、ということもいえます。
IgE 高い なぜ?
一般に花粉などの季節性アレルゲンがIgE上昇の主因である場合にはシーズン後に高く,その後低下し,ダニなどの通年性アレルゲンでは年間を通じて高値の場合が多い. アレルギー,寄生虫疾患以外では,SLE,関節リウマチなどの膠原病,肝疾患で高値となる場合がある.
アレルギーは治りますか?
乳幼児に多い鶏卵、牛乳、小麦、大豆のアレルギーは3歳までに5割、小学校の就学までに7-8割が治ると言われています。 またそれ以外の原因食物は全般的に治りにくく、ピーナッツアレルギーで1-2割程度が自然に治ると考えられています。 重症児は中等症以下の児よりも治りにくい傾向があります。