ところが、アセトンの量が多すぎると血液中にあふれて、アセトンが尿や息にもれ出してきます。 糖尿病の患者さんの息は甘酸っぱいにおいがすることがあり、これはアセトンの影響によるものです。 アセトン臭の口臭は、ダイエットによる無理な食事制限、偏食、ストレス、朝食抜きなどで、体内にブドウ糖が不足したときにもおきます。
糖尿病 アセトン臭 なぜ?
重度の糖尿病になると、インスリンの分泌不全により糖をエネルギーに変えられないため、脂肪を分解してエネルギーにします。 その脂肪の分解のためには「ケトン体」という物質が必要になります。 このケトン体の主成分である「アセトン」には、独特の酸っぱい臭いがあり、これが糖尿病の口臭の原因となります。
糖尿病 どんな匂い?
糖尿病は甘酸っぱいにおい これが、糖尿病です。 このエネルギー不足を補うため、肝臓は中性脂肪を分解して脂肪酸を作ります。 その脂肪酸からケトン体というエネルギー源を合成するのです。 実は、このケトン体は甘酸っぱく、果物が腐ったようなにおいがします。
アセトン匂いどんな?
アセトンはマニキュアを落とす除光液にも使われる成分で、リンゴの腐ったような甘酸っぱいにおいがする。
血糖値が高くなるとどんな症状?
血糖値が多少高い程度(200 mg/dL 前後)では、ほとんど症状は現れません。 もう少し高い場合(300〜400mg/dLぐらい)は、のどが渇いたり、尿の量が増えたり、倦怠感(疲れやすさ)を感じたりします。 また、皮膚に出来物ができやすくなったり、集中力がなくなる、おなかがすく、やせてくる、などもよく現れる症状です。