透明から白の痰が出る場合は、ほこりやたばこなど外部からの刺激が原因と考えられます。 また、感染症によって空気の通り道である気道に炎症が起こることも原因のひとつです。 この場合の感染症は風邪やインフルエンザであることが多く、細菌ではなくウイルスが病原体と考えられます。 痰 (たん、 喀痰 (かくたん)、Phlegm /flɛm/ )は 粘液 の一種で、動物の 粘膜 から 分泌 される粘り気のある 流体 である。
痰が黄色いときに疑われる病気は何ですか?
痰が黄色いときに疑われる病気としてあげた「びまん性汎細気管支炎」。 「気管支と肺をつなぐ部分」に炎症が起きるこの病気においても、症状が悪化した場合は 緑色の痰 が出ることがあります。 逆流性食道炎とは、食べたものが胃酸とともに食道の入り口付近にまで逆流することで、食道に炎症を起こす病気です。 胃酸の増加や、「下部食道括約筋」と呼ばれる筋肉が弱くなることが原因で引き起こされます。
透明な痰はどんな病気なのですか?
4 黄色い痰や緑の痰、実は「痰」じゃないかも? ! 透明な痰が出続ける? 考えられる病気とは 透明な痰は最も一般的で気道を流れる潤滑液の色そのものです。 しかし、その性質や量によっては、危険な病気が潜んでいる可能性も。
痰に緑色が見られるのはどういう病気ですか?
基本的に、痰に見られる緑色は細菌に感染しているために炎症を起こして、膿が出ていることによる色です。 つまり 膿が混じった痰 であるということです。 この場合は、『血痰』といって、血が混じった状態です。 疑われる病気には次のようなものがあります。 まず、1.の結核ですが、よく聞いたことのある病名だと思います。 ひと昔前までは、不治の病として知られており、「怖い病気」というイメージが強いかもしれません。 血が混じった痰に加えて、 発熱や2週間以上咳が続く ことがあれば結核に罹っている可能性があります。 次に2.の気管支拡張症は、様々な要因によって気管支が広がってしまったために起こる病気です。
痰(たん)とは何者なのですか?
そもそも痰(たん)とは一体何者なのでしょう? 実は健康な状態でも体の中で痰(たん)は常に作られていています。 通常は分泌量も少ないため、知らない間に胃の方へ流れていきます。 しかし、ウイルスや細菌など異物が入り込むと、それらと絡まり、粘り気や色のついた痰(たん)となって吐き出されます。 呼吸器粘膜の上皮細胞表面の細かい「繊毛(センモウ)」が、異物を外へ押し出すために、下気道から上気道のほうへ運び上げるのです。 痰(たん)に異物を絡ませ、体の外へ吐き出そうとするのは、人間の生態的防御反応なのです 痰 (たん)の色で、原因がわかる? 痰(たん)の色はその原因によって変化します。 細菌ではなくウイルス感染症や喘息などが考えられます。 粘り気の強い痰(たん)は喘息の特徴です。