白内障とは、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気です。 水晶体とは、目の中でカメラのレンズのようなはたらきをする組織で、外からの光を集めてピントを合わせるはたらきを持っています。
白内障 何科?
それほどポピュラーな病気ですが、国内での白内障による失明率は3%程度と非常に低く、その3%も、放置した事による場合が多いとされています。 きちんと眼科を受診することで、失明することはまずないと考えてよいでしょう。
白内障はどんな症状が出るのか?
白内障は、進行しても基本的に痛みがありません。 白内障の初期の段階ではあまり自覚症状がない場合が多く、気が付きにくい病気です。 進行した場合は、視界が暗くなったり、白っぽく霞んで見えたり、眩しく見える場合があります。 特に、夜間に強い光を見た場合は眩しく見える場合があります。
白内障 何歳から始まる?
何歳位から発症しますか? 発症頻度は40歳代から進行しはじめ、50歳代では40~50%、60歳代では70~80%、70歳代で80~90%、80歳以上はほぼ100%の人に白内障の進行がみられるようです。
白内障はどうしてなるんですか?
たんぱく質は、加齢や、長年にわたる紫外線曝露など、さまざまな影響を受けて、だんだんと変化し白く濁ります。 その結果、水晶体全体が濁り、視力の低下を招くことになります。 白内障はさまざまな原因で起こりますが、最も多いのは加齢によるものであり、これを「加齢性白内障」と呼んでいます。