飼えなくなった犬や猫を保健所に持ち込むと、自治体によって違いますが、多少の手数料で引き取ってくれますし、飼い主への罰則もほぼありません。 中には職員と話をすることなく、郵便物を届けるかのようにボックスに入れて、そのまま立ち去れるところもあるほどです。
保健所 殺処分 なぜ?
決して「安楽死」とはいえないような方法で殺処分されている現状です。 捨てられてしまうペットが増えた理由には「飼い主さんが経済的に飼育困難になった」「悪質なブリーダーが繁殖を行いすぎて飼いきれなくなった」「ペットショップが倒産した」が考えられますよ。
保健所 猫 なぜ?
譲渡困難を理由に殺処分されるケースが多い また子猫たちは母猫が餌を探しに行っている間に人に発見され、警察に連れて行かれることもある。 警察署では子猫を育てられないため、所轄の保健所や動物愛護相談センターなどに移送される。 それら自治体の施設、保健所や動物愛護相談センターでは猫はどのような扱いを受けているだろうか。
捨てられた猫はどうなる?
捨てられたり、迷子になってしまったペットたちは、地域の保健所によって保護・回収され、動物愛護センターなどに集められます。 そして、一定の期間はシェルターの中で飼い主さんが迎えに来てくるのを待ちます。 しかし、期間を過ぎても飼い主さんが迎えに来てくれなかった子たちは、殺処分という運命をたどることになります。
捨て犬 保健所 どうなる?
捨てられた犬は、保健所や動物愛護センターなどに収容されることになります。 そこで数日の間、新たな飼い主が名乗り出てくれるのを待つための保護期間を過ごします。 保護期間中に幸運にも新たな飼い主が現れるケースや、里親探しを行うボランティア団体が引き取るケースもあるでしょう。
保護された猫はどうなる?
保護された犬猫たちがどうなるかというと、動物愛護センターや保健所、私たちSPAのような保護団体などに預けられ、新たな飼い主さんを探します。 行政に引き取られた犬猫たちを少しでも救おうと、「保護犬」「保護猫」に新しい飼い主さんを探そう!という動きが全国的に広まりつつあるんです。
殺処分 どれくらい?
殺処分は、ペットに関する最も深刻な社会問題の一つで、2018年度の年間殺処分数は犬・猫合計で約3.8万頭(犬7,687頭、猫30,757頭)と言われている(下図)。
ペットショップ売れ残りはどうなる?
売れ残った多くの子犬は、繁殖業者に引き渡されひたすら繁殖を繰り返す、実験用の動物を扱う業者に売却される、保健所に持ち込まれ処分されるといった運命をたどります。 なかには山林に捨てる悪徳業者もいます。 ただ人気の犬種の場合は、少し大きくなっても売れる見込みがあるので、例外としてペットショップに残る場合もあります。
殺処分 どんな?
多くの保健所で行われている「殺処分」とは、CO2(二酸化炭素)での窒息死です。 この方法は安楽死とは言いがたい残酷なもので、殺処分を受ける犬・猫たちは複数頭が一度に狭い部屋に閉じ込められ、窒息の苦しみと恐怖感を味わうことになります。