鼻の骨・軟骨の問題 最も多いのは、鼻の左右を仕切る壁(鼻中隔といいます)が曲がって鼻の中が狭くなり鼻詰まりになるというものです。 ほかには、鼻骨や鼻の穴を形成する軟骨が左右非対称になって鼻の中が狭くなったり、鼻の穴が狭くなったりすることがあります。
鼻づまり どんな状態?
鼻腔内の粘膜には、たくさんの毛細血管が通っているので、毛細血管が拡張したり収縮したりすることによって、鼻腔内の粘膜も腫れたり、ひいたりします。 鼻炎による鼻づまりは、鼻の中の粘膜が腫れることによって、鼻の通りが悪くなって起こります。 鼻炎の鼻水は水っぽいので、鼻水自体が鼻づまりの原因となることは、ほとんどありません。
どちらかの鼻が詰まる?
花粉症時期でもなく、特に病気でもないのに、どちらか片方の鼻がつまったという経験をされたことはないでしょうか。 それは、鼻サイクルという現象で、自然と左右交互に鼻の粘膜が腫れることによります。 どちらの鼻がつまるかは自律神経がコントロールしていて、通常2〜3時間おきにつまる側と通る側が入れ替わります。
迎香 どこ?
迎香(げいこう) 場所:鼻の小鼻の横にあります。 こちらも約5秒間、10回くらい押しましょう。
鼻うがい どこを通る?
まず、洗面台や風呂場で、顎を引きやや前傾姿勢をとる。 プラスチック容器を押し、洗浄液(生理的食塩水)を鼻腔内に入れる。 そして、鼻腔内の汚れを軽く洗い流すイメージで行う。 洗浄液は、鼻中隔後方の上咽頭付近まで達し、反対側の鼻孔や口から出る。