目がしらから鼻に抜ける涙の流れ道を鼻涙管といいます。 赤ちゃんの片目又は両目からめやにが生後から出続けている場合には鼻涙管閉塞が疑われます。 鼻涙管閉塞の赤ちゃんは生後からめやにが出ていることが多いので、産婦人科や小児科の先生から鼻涙管閉塞の可能性を指摘されるようです。
鼻涙管閉塞症 何科?
新規の患者さんについては、涙道閉塞部位診断を正確に行って治療方針を立てる必要があ りますので、耳鼻いんこう科で鼻内の診察を行ってから眼科で眼科的検査や閉塞部位診断を お受けいただきます。 その後、眼科で最適な治療法について決定され、涙のう鼻腔吻合術適応の場合には耳鼻い んこう科で治療予定を立てることになります。
赤ちゃん 鼻涙管閉塞 いつまで?
呼吸によって閉塞している部位が開いたり、涙液分泌が活発化したりすることで症状が落ち着き、12ヵ月以内には高い確率で自然治癒するといわれている。
鼻涙管閉塞 何ヶ月?
先天鼻涙管閉塞開放術 先天鼻涙管閉塞は1歳までに9割以上が自然に開通するといわれています。 しかし、頻繁、かつ長期間の通院と洗浄の処置が必要となってしまうため、早くて3~4ヵ月、概ね6ヵ月を過ぎて閉塞している場合には、閉塞を開放する手術を行なうことができます。 また、1歳になるまで経過を見ることもできます。
0歳児 目やに 何科?
受診する診療科は眼科がよいですが、まずはかかりつけの小児科で相談することもよいでしょう。 また、目の症状以外のものがみられる場合は、それぞれの症状に合わせて小児科や耳鼻科を受診するようにしましょう。