主な原因は細菌・ウイルス感染ですが、ほかにも副鼻腔炎(蓄膿症)や後鼻漏(鼻水が喉に流れる)も原因となります。 喉の痛み、鼻の奥の違和感、後鼻漏(鼻水が喉に流れる)、痰が絡むなどの症状がある場合、上咽頭炎が起きている可能性があります。
鼻とのどの間 違和感?
上咽頭炎では、鼻とのどの間の痛み・違和感・乾燥感、後鼻漏(鼻の奥からのどに鼻水が下りる)、痰、咳払い、声が出しにくい、鼻の奥がにおう、首のこり、頭痛、頭重感、倦怠感といった多彩な症状が起こります。 上咽頭炎は、耳の病気(急性中耳炎、滲出性中耳炎、耳管狭窄症)の原因となることもあります。
鼻の奥が痛いのはなぜ?
鼻の奥がツーンと痛む 鼻の粘膜の炎症は、細菌(バイ菌)、アレルギー(花粉症)、鼻のかみ過ぎ、粘膜の乾燥など様々な原因で起こります。 また、水や海水など体液と塩分濃度の違う液体が鼻の中に入ると鼻の粘膜が急激に腫れたり、縮んだりするので、それが刺激となって粘膜の表面に痛みが走ります。
鼻の中 ただれ 原因?
原因として多いのが、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎です。 常に鼻水が出て鼻粘膜が湿っている状態のとき、頻繁に鼻をかんだり、いじったりしていると、粘膜がただれ湿疹ができてしまうのです。 湿疹範囲が狭ければ、自然治癒することも可能ですが、炎症が進んでいるときには抗菌薬の服用やステロイド軟膏を塗ります。
鼻の奥に何かある 頭痛?
これらの鼻の奥の空間は、頭部や顔面の感覚に影響を与える神経(三叉神経)の近くに存在しているため、空間に膿(うみ)が溜まったり腫れたりすると、周囲の三叉神経を刺激して頭痛を引き起こすことがあると考えられています。
鼻がツーンとする なぜ?
鼻がツーンと痛い場合 鼻粘膜が炎症を起こしているものと思われます。 原因としては、細菌やウイルスの感染、鼻のかみ過ぎ、ドライノーズなどが考えられます。
鼻の中に何かできた?
鼻茸は、鼻ポリープとも呼ばれています。 鼻の中の粘膜がふくらんで、白っぽいしずくのような形になったものです。 ブヨブヨしたできものが、一個だけでなく、多数できることもあります。 空気の通り道が塞がれて鼻づまりを起こします。
蓄膿症がひどくなったらどうなる?
膿があまりに長期間たまってしまうと、空洞の周りにある骨を壊して目の方まで進み、失明につながるリスクが高まります。 さらに、その先の骨を壊して脳まで膿が達することもあり、場所が場所だけに、非常に危険です。 副鼻腔炎は骨の奥にある炎症なので、見ただけではわかりません。
鼻の先が痛いなぜ?
①面疔(鼻癤) 主に鼻の先端(鼻尖部痛)の痛みですが、小鼻(鼻翼)等にも起こります。 原因のほとんどはいじりすぎです。 いじりすぎると毛嚢に炎症や細菌感染を起こして赤く腫れていたくなります。