鼻水は、健康な人でも1日に2~6リットルが作られ、その約3割(0.6~2リットル)は鼻の後方からのどに流れ落ち、本人が知らないうちに無意識に飲み込んでいると言われています。 これが後鼻漏(こうびろう)です。 ですから、後鼻漏があること自体は病気ではありません。 後鼻漏は、健康な方でも生じている生理的なものなのです。
鼻水どのくらいの量?
花粉症や風邪のときにつらいのが鼻水です。 1日に、いったいどれくらいの鼻水が出ているかご存知ですか? 成人で1日に約1リットルも分泌されているといわれます。 花粉や病原菌、大気汚染物質などが鼻から入ってくると、追い出すためにさらに大量の鼻水が分泌されるため、鼻からあふれ出すことになるそうです。
風邪 鼻水 何リットル?
鼻水自体はかぜをひいていなくても1日に1リットル近く作られていますが、その大半は入ってきた空気を加湿するために、蒸発して使われたり、鼻の中の汚れなどを絡めとってのどに送り込むのに使われています。 かぜの時にはプラスして数百ccほどの量が作られているのではないかと考えられます。
鼻水はどこから出てくるのか?
実は、鼻水は体を守るために大切な 働きをしています。 鼻の中に、異物(ウイルスや細菌、埃や花粉など)が入り、鼻の粘膜が炎症を 起こすと、大量の粘液を作り、異物を体の外へ押し出そうとします。 これが鼻水の正体です。
鼻水はどれくらいで治る?
それからおよそ12時間以内に、鼻咽頭の粘膜が腫れてきて、あの不快なイガイガしたのどの痛みとなり、同時に、倦怠感や微熱を伴うこともあります。 続いて、鼻水、鼻づまりとなり、さらに咳や痰も出てきます。 これらの症状は2~3日目でピークを迎え、7~10日目になると症状がほぼ改善します。