では、鼻に水道水やプールの水が入ると痛いのはなぜでしょう。 それは、人間の体液と鼻に入った水の『浸透圧濃度』が違うからです。 人間の体液の塩分濃度は約0.9%です。 鼻洗浄をする時は、洗浄液の塩分濃度を0.9%にする必要があります。
鼻うがい 痛いのはなぜ?
鼻うがいは怖そう、痛そう、つらそう… なんて声も届きますが、一度やってみるとまったくそんなことないことが分かると思います。 実は、鼻に水が入った時つーんと痛いのは水と鼻水の「浸透圧」が違うからです。 鼻水は痛くありません。 そうです、鼻の洗浄液を鼻水と同じような塩分濃度にすればまったく痛くありません。
鼻の穴 痛い なぜ?
鼻の粘膜の炎症は、細菌(バイ菌)、アレルギー(花粉症)、鼻のかみ過ぎ、粘膜の乾燥など様々な原因で起こります。 また、水や海水など体液と塩分濃度の違う液体が鼻の中に入ると鼻の粘膜が急激に腫れたり、縮んだりするので、それが刺激となって粘膜の表面に痛みが走ります。
鼻痛い どうする?
まずは、できるだけヒリヒリする部分に触れないように鼻をかんでください。 そして皮膚を保護する薬を塗りましょう。 市販薬では、炎症を抑える・化膿を防いでくれるオロナインも使用可能です。 ただし、傷口につけるとしみる・痛むというものは、皮膚を余計に傷めてしまうので避けてください。
鼻うがい 真水 痛い なぜ?
鼻に真水が入るとツーンとしますが、これは体液と水の浸透圧が違うために起こります。 そのため鼻うがいでは、体液と同じ浸透圧である、0.9%の食塩水を使って行います。 人間の体温と同じか少し温かい36~38℃程にしたぬるま湯がいいでしょう。