適切な対応をすればほとんどの鼻血は30分以内には治まり、おおむね問題はありません。 ただし、血液をサラサラにするワーファリンのような抗凝固剤を常用されている方や体質的に血が止まりにくい方は一度鼻血が出るとなかなか止まらず、止血に苦渋する場合があります。
鼻血が止まらない 何分?
鼻血は、正しい方法で止血すれば、通常5~10分で止まります。 鼻の中の仕切り(鼻中隔)の粘膜の前の方、ちょうど小鼻の内側あたりには、毛細血管が網の目のように密集した部分があります(キーゼルバッハ部位)。 鼻血のほとんどはこの部分が傷ついて出血します。 したがって、鼻血を止めるにはここをしっかり圧迫することが大切です。
鼻血 止まらないとどうなる?
「鼻血が止まらない」ことで貧血を起こすケースもあります。 疲労感や息切れを覚えたり、顔が青白くなったり、また血圧が低下し、めまいが起こることもあります。 その場合は、貧血気味の場合は、頭を少々高くして、ゆっくり横になって、必要であれば医療機関で輸血や鉄分補給を行います。
鼻血 止血 どれくらい?
5~10分間押さえていれば、普通はこれだけで出血は止まります。 ②鼻血が出ると、よく脱脂綿を詰めたりしますが、鼻の入口に軽く詰めただけでは、少し奥のほうにある出血部位を圧迫できず、止血できません。 脱脂綿を詰めるようであれば、できるだけ長めにして奥のほうまでしっかり詰め、キーゼルバッハ部位を圧迫するようにします。
鼻血 止まらない 何回も?
鼻血が頻繁に出る原因 鼻血が頻繁に出る主な原因は、「外傷」です。 ほとんどの鼻血は自分の指で鼻腔をいじる(鼻をほじる)といった行為によるものであり、これは海外の論文などでも明示されています。 外傷以外の鼻血の原因には、「粘膜の障害」や「乾燥」があります。