「お腹にガスがたまっているみたい」、「お腹が張って苦しい」、「お腹の下のほうが痛む」など、お腹の張り(腹部膨満感)や痛みによる不快感も便秘の患者さんによくみられる症状です。 腹痛やお腹の張りといった症状は排便回数の減少にともなってあらわれることが多く、主に腸の働きの低下や腸の中に便がたまることで起こります。
便秘になるとお腹のどこが痛くなる?
腸にたまった便やガスは便秘によって出口が塞がれ腹痛の原因になります。 つまった腸の口側の腸は便やガスを肛門側に送ろうと一生懸命動いて出そうとします。 その際に痛みが生じるのです。 腸のたるみの多い部分に起きやすくS状結腸(左下腹部)に痛みが起こる場合が多いです。
便秘になると何故お腹痛い?
便秘が数日続くと、腹痛を起こすことがあります。 これは腸内に溜った便が腐敗し、有害物質が発生することがひとつの要因として考えられます。
便秘になるとどんな症状が出ますか?
便秘になると自律神経の働きが悪くなり、全身の血行が悪化します。 その結果、肌の張りやツヤがなくなったり、肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなったりします。 また、腸内に有害物質が発生して悪玉菌が増えることで、腹部の張りや食欲不振、吐き気、めまい、血便などを引き起こすこともあります。