便秘になった時、お腹がパンパンに張ったり、痛みを感じたりすることは珍しくありません。しかも、そんな状態が続けば続くほど苦しさは倍増します。
便秘の痛み どんな感じ?
「お腹にガスがたまっているみたい」、「お腹が張って苦しい」、「お腹の下のほうが痛む」など、お腹の張り(腹部膨満感)や痛みによる不快感も便秘の患者さんによくみられる症状です。 腹痛やお腹の張りといった症状は排便回数の減少にともなってあらわれることが多く、主に腸の働きの低下や腸の中に便がたまることで起こります。
便秘痛い どうすれば?
まず、便秘による腹痛が起きた時は、横になって安静にして、深呼吸をするなどリラックスできるようにします。 湯たんぽや毛布などを使いお腹を温めるとリラックス効果だけでなく、腸の緊張が緩和されるので蠕動(ぜんどう)運動を促す効果も期待できます。 横になれない場合は、座って前かがみになるとお腹の張りが和らぎます。
便秘の痛み どこ?
便秘には大腸の動きの異常が原因で起こる機能性便秘と、腸の病気が原因で起こる器質性便秘に大別されます。 いずれも、お腹の左下にある大腸の一部のS状結腸に起こりやすく、左下腹部痛が起こりやすいと言われています。
便秘 どんな 状態?
便通は本来、毎日あるのが健康な状態です。 3日以上なかったり、便が硬くて量が少なく残便感があったりする状態を便秘と呼びます。 女性に多く、排便が困難になるほか、腹痛、腹部膨満感、食欲不振などの症状もあらわれます。 肌荒れや肩こりなど、全身に影響が出ることもあります。