刺激性下剤は直接的に腸を刺激し、腸の動きを活発にするため腹痛を引き起こす可能性があります。 浸透圧性下剤には腸の動きを直接刺激する作用が無いため、腹痛を起こす可能性は低いです。 下剤にも様々な種類があります。
便秘 腹痛 どうする?
まず、便秘による腹痛が起きた時は、横になって安静にして、深呼吸をするなどリラックスできるようにします。 湯たんぽや毛布などを使いお腹を温めるとリラックス効果だけでなく、腸の緊張が緩和されるので蠕動(ぜんどう)運動を促す効果も期待できます。 横になれない場合は、座って前かがみになるとお腹の張りが和らぎます。
便秘による腹痛はなぜ起こるのか?
便秘が続いて腸内の悪玉菌が増加すると、便が腐敗してガスが発生します。 お腹がパンパンに張ったり、臭いおならが出たりする時には、便秘が原因で便やガスがたまっている可能性があります。 便秘で腸内に大量の便やガスが詰まってしまうと、腸管の内圧が上がって痛みを感じることがあります。
便秘薬 空腹時 なぜ?
なぜ、空腹時に服用するのですか? 便秘薬は腸に作用するものです。 胃の中に食べ物があると十分な効果を発揮しづらくなりますので、空腹時の服用をおすすめしています。
便秘の薬を飲み続けるとどうなる?
便秘薬を用法用量を守らずに量を多くしたり、回数を多くして長期間使用すると、大腸を刺激するタイプの薬の場合、大腸がその刺激にだんだん反応しなくなってしまい、かえって便秘になってしまう危険があるのです。