大腸の動きが悪くなり便が停滞すると「過剰な水分」を大腸が吸収し、便が硬くなります。 症状がひどいと硬い便(コロコロした便)になり、腹痛の原因になったり、肛門が切れたりすることでおしりから血が出る原因になります。 加齢による大腸の動きの低下、アロエ・センナが含まれる食事や下剤の長期摂取が原因になります。
うんちが固くて出ない時どうしたらいい?
便を柔らかくするために、海藻やオクラ、山いもなどの食物繊維が豊富な食品を積極的に摂取しましょう。 適度な運動や毎日朝食を摂ることは、規則正しい排便習慣への第一歩です。 ビフィズス菌やオリゴ糖を摂り、善玉菌を増やして腸内環境を整えるのも大切。
便秘 コロコロ なぜ?
からだの中で消化・吸収されない食物繊維は、水分を吸収して膨張し便の量を増して便通を促進します。 コロコロした硬くて丸い便が出るのが特徴です。 ストレスや疲労が原因で大腸が過敏に反応して、便が通りにくくなって便秘となります。 便が腸に居すわっているうちに水分が吸収され、コロコロした硬い便になってしまうというわけです。
便秘の便はどこに行くの?
症状が便秘だけの場合は消化器内科や消化器外科を。 排便時に痛みがあり、肛門まできているのに出せないような場合は肛門科を。 最近は便秘外来もあります。 専門の医療機関では、便秘専門の検査を行い、診断に沿った薬の処方と生活指導で治療していきます。