犬はブドウを食べると、急性腎不全を起こします。 これをブドウ中毒といいます。 生のブドウだけでなく、レーズン、果汁100%のジュース、ブドウの搾りかすなどでもブドウ中毒になります。 レーズンや生ブドウはケーキやパン、パイ、サラダなどに使われることも多いので、注意が必要です。
犬って ぶどう 食べてもいいの?
しかし、人間には害がないけれど犬には有害な食べ物もあり、時には命に関わることも。 甘くてジューシーな秋の味覚「ぶどう」も、中毒を起こす危険性があるため、絶対に食べさせてはいけない食べ物のひとつです。
犬がぶどうを舐めた?
犬がぶどうをどのくらい食べると危険なのか ぶどうをなめた程度であれば、多くの場合、問題ありませんが、少量であっても口にしてしまった場合は、先ほど紹介したような中毒症状が現れる可能性があります。 そのため、ぶどうを食べてしまった場合は、量にかかわらず動物病院を受診するようにしましょう。
犬ぶどう死ぬ確率?
2019年に発表された研究(※2)では、ぶどうを食べて緊急処置を受けた139頭の犬のうち死亡したのは1%未満だったというケースが紹介されています。 誤ってぶどうを食べてしまっても、病院で嘔吐処置(吐かせる)や毒素吸着剤の処方などをすみやかに受けられると助かる確率は高くなります。
犬 ぶどう中毒 期間?
症状としてはブドウを食べた後72時間以内に吐き気、下痢がみられ、食欲不振、腹痛や元気消失、脱水などの症状も併せて見られます。 数日後には腎不全を呈し長期間の治療が必要になるものや死亡に至るものもあります。