産後すぐ生理がこない理由は、プロラクチンというホルモンが原因であるとされています。 プロラクチンとは、授乳に欠かせない母乳の分泌に深く関わるホルモンです。 このプロラクチンが多く分泌されていると、排卵が起こらず、生理がきません。 この産褥期(さんじょくき/出産後)の無月経を「授乳性無月経」といいます。
産後 生理 来ない なぜ?
産後は女性ホルモンが安定しないため、生理周期が乱れることがほとんどです。 基本的には問題のないことが多いですが、産後1年半〜2年ほど経過をしても生理が始まらない場合は、病気の可能性もあります。 子宮筋腫や甲状腺の病気の可能性も考えられるため、なるべく早めに受診しましょう。
産後 生理こない いつまで?
個人差はありますが、一般的には生理の再開に産後2~3ヶ月かかります。 母乳を出している人はさらに時間がかかり、産後3~4ヶ月程度はかかるでしょう。 人によっては半年から1年ほど、生理が再開しない人もいます。
出産後 どのくらいで生理?
一般的に、はじめから授乳をしていない場合、産後4~8週間後に生理が始まりますが、完全または混合母乳であれば更に遅れて再開します。 授乳の頻度が高く、授乳期間が長いほど生理の再開は遅れます。 卒乳後は約6週間で生理が再開することが多いようですが、授乳を続けている場合には半年以上再開しないことも少なくありません。
授乳中 生理こない なぜ?
授乳には、プロラクチン(PRL)というホルモンの存在が欠かせません。 プロラクチンは乳汁分泌ホルモンともよばれています。 プロラクチンが産生されると、卵巣の排卵機能が停止し、月経も来なくなります。 おっぱいをあげているお母さんが、生理が来ない、という理由です。